断食アプリのおすすめ比較:Fasted、Zero、Simpleほか
2026年の主な断食アプリを正直に比較しました。Fasted、Zero、Simple、BodyFast、Fastic、Life。機能と価格、そしてどれが自分に合うかを整理しています。
かんたんな答え: どの断食アプリがよいかは、何を求めるかで変わります。すっきりした断食タイマー、12:12から一日一食までの毎日のウィンドウ、連続記録と統計、そして押しつけがましい勧誘がないもの。食事の記録には興味がない。そう考えるならFastedはよい選択です。Fastedは食事を記録しません。Zeroはいちばん名の知れた老舗で、食事の記録機能もそろっています。SimpleはAIによる食事の提案が売りです。BodyFastは一人ひとりに合わせた週ごとのプラン作りに力を入れています。誰にとっても一番というものはありません。このページは合うものを見つけるための手がかりです。
断食アプリの市場はずいぶん成熟しました。単純なカウントダウンタイマーから始まったものが、いまでは食事の記録、学習コンテンツ、コミュニティ機能、AIによる提案まで備えた健康プラットフォームになっています。
使う側にとってはよいことです。同時に、選択肢は数十にのぼり、宣伝文句もにぎやかになりました。このページでは、主な断食アプリを機能ごとに正直に見ていきます。
はじめにお断りしておくと、このサイトはFastedと関係があります。Fastedが得意なこと、そうでないこと、他のアプリのほうが向いている場面を、そのまま書きます。
断食アプリで見るべきところ
個々のアプリを比べる前に、断食を長く続けるうえで実際に効く機能を押さえておくと選びやすくなります。利用データと継続率の研究から、続けられるかどうかと関係が深いのは次のあたりです。
欠かせないもの:
- 開始と停止がはっきりわかる断食タイマー
- 複数のプロトコル(16:8、18:6、20:4、OMAD、カスタム)
- 進み具合の記録と履歴
- 通知とリマインダー
あると助かるもの:
- 体重記録
- 食事記録
- 統計とインサイトの画面
- 連続記録
- 学習コンテンツ
なくても困らないもの:
- コミュニティ機能
- ほかの健康アプリとの連携
- AIによる提案
- 気分やエネルギーの記録
主なトラッカーがこのうち何を実際に備えているかは、7つのアプリを並べて比較にまとめています。
2026年の主な断食アプリ
Fasted
Fastedは、断食アプリは本業をとことんうまくこなすべきで、要らない機能で圧倒すべきではない、という考えで作られています。
主な機能: 6種類の毎日のウィンドウ(12:12、14:10、16:8、18:6、20:4、一日一食の23:1)と、24時間、36時間、48時間、72時間の長時間断食を備えた断食タイマー。フェーズの追跡、統計とインサイトの画面、連続記録。体重記録とカスタムの断食時間はProにあります。画面は静かで、迷うところがありません。開いて、始めるか、いまの状態を確かめて、あとは一日を過ごすだけです。
よいところ: ひとつの仕事を、端から端までこなします。ゆるやかな12:12から3日間の断食まで、何かを入力させることなく扱えます。連続記録は、不安になるほどゲーム化することなく、続ける気持ちを支えます。統計は日ごとの断片ではなく時間の流れを見せるので、こちらのほうが役に立ちます。
留意点: Fastedは食事を記録しません。食品データベースも、カロリーの計算も、写真の記録も、どの料金帯にもありません。栄養について残せるのは、1日1回のタンパク質と食物繊維のグラム数だけです。週単位のプロトコルも動きません。Fastedは5:2にも隔日断食にも対応していません。ZeroやSimpleにくらべると新しく、そのぶんコミュニティは小さく、外部の情報も少なめです。食事記録、週単位のプロトコル、大きなコミュニティのどれかがほしいなら、ほかのアプリのほうが向いています。
Zero
Zeroは断食アプリでいちばん知られた名前で、断食専用タイマーの草分けのひとつです。Peter Attia医師の助言を受けて立ち上げられ、長寿の科学と結びついたブランドとして知られています。
主な機能: 断食タイマー、断食の履歴、日記、医療専門職による学習コンテンツ、そして断食の長さと規則性から1回ごとに点数をつける「Fasting Score」。
よいところ: 学習コンテンツの量が豊富です。ブランドとしての信頼も厚く、Fasting Scoreは分かりやすい励みになります。有料のZero Plusでは、詳しい統計と個別のコーチングコンテンツが加わります。
留意点: 無料の範囲が狭いと感じる人がいます。有料プランの価格は断食アプリのなかでは高いほうです。Fasting Scoreは励みになる一方で、適切な長さを超えて断食を伸ばす圧力にもなりえます。
詳しい比較はFastedとZeroにあります。
Simple
SimpleはAIを使った断食・栄養アプリとして位置づけられています。断食の記録に、食事の記録、水分の記録、個別の提案を組み合わせた、機能の多いほうの選択肢です。
主な機能: 断食タイマー、AIの栄養アシスタント、食品を認識する食事トラッカー、水分トラッカー、毎日のインサイト、学習コンテンツ。
よいところ: AIによる食事の分析は、栄養面の手ごたえがほしい人には本当に役に立ちます。最初の設定は丁寧で、目標、経験、健康情報から個別のプランが作られます。画面はよく作り込まれていて、とっつきやすさもあります。
留意点: Simpleは断食アプリのなかでは高いほうです。AIの機能は有料プランが前提になります。最初の設定が長い勧誘のように感じる、という声もあります。できることが多いぶん、タイマーだけがほしい人には重く感じられます。
詳しい比較はFastedとSimpleにあります。
BodyFast
BodyFastは、「コーチ」と呼ばれるアルゴリズムが作る、一人ひとりに合わせた週ごとの断食プランで違いを出しています。固定の時間割を選ぶのではなく、進み具合と好みに応じて毎週プランが組み直されます。
主な機能: 断食タイマー、週ごとのコーチングプラン(有料)、進み具合の記録、チャレンジ、学習コンテンツ。
よいところ: 毎週プランが変わることで、停滞期を避け、飽きずに続けやすくなります。チャレンジ機能は人とのつながりが励みになります。BodyFastは利用者が多く、とくにヨーロッパで広く使われています。
留意点: 無料版でできることはかなり限られます。コーチングプランには有料プランが必要です。せっかく合う時間割が見つかったのにプランが変わってしまう、という声もあります。画面は機能するものの、ほかとくらべるとにぎやかです。
詳しい比較はFastedとBodyFastにあります。
Fastic
Fasticは断食の記録に強いコミュニティ性を組み合わせています。進み具合、レシピ、励ましを共有するソーシャルフィードがあります。
主な機能: 断食タイマー、水分トラッカー、歩数計、コミュニティフィード、学習コンテンツ、食事の提案。
よいところ: 人に見られていることが力になる人には、コミュニティの部分が本当に効きます。水分と歩数まで含めて健康を広く見る作りです。学習コンテンツは短く区切られていて読みやすくなっています。
留意点: 集中できる道具がほしい人には、ソーシャル機能が気を散らすものになります。すべての機能を使うには有料プランが要ります。歩数計と水分トラッカーは、それぞれの専用アプリにくらべると簡素です。
詳しい比較はFastedとFasticにあります。
Life Fasting Tracker
Life(元の名前は「Life Fasting Tracker」)は断食の科学に軸を置き、断食中にいまどのフェーズにいるか(脂肪燃焼、ケトーシス、オートファジーなど)を示す機能を持っています。
主な機能: フェーズ表示つきの断食タイマー、みんなで断食するためのソーシャルサークル、学習コンテンツ、Apple HealthとGoogle Fitとの連携。
よいところ: フェーズの見せ方は独特で、学びにもなります。ソーシャルサークルでは友人や家族と一緒に断食して、互いの進み具合を見られます。体のなかで何が起きているか知りたい人に、この科学寄りの姿勢が響きます。
留意点: フェーズの時間はあくまで一般的な研究にもとづく目安で、一人ひとりの検査値ではありません。運営会社が何度か変わっており、それが一貫性に響いています。画面は新しいアプリにくらべると古く感じられます。
詳しい比較はFastedとLife Fasting Trackerにあります。
無料と有料、実際に何が変わるのか
主な断食アプリはどれも無料の範囲を用意していますが、その中身は大きく違います。基本的な記録までひととおり使えるものもあれば、有料に進ませるための紹介にとどまるものもあります。
考え方の目安をまとめます。
払う価値があるもの: 詳しい分析、個別のプラン、栄養データつきの食事記録、そして行動が変わる質の学習コンテンツ。
払う必要がないもの: 基本のタイマー(これは常に無料であるべきです)、よくある断食スケジュール、どこにでもある一般的な記事。
有料の断食アプリの価格は、アプリと契約期間にもよりますが、月あたり$3から$15ほどの幅です。年額は月額にくらべて、ひと月あたり40〜60%安くなるのがふつうです。
詳しくは断食アプリの無料と有料にまとめています。
食事記録つきのアプリはどうか
断食ウィンドウと栄養の両方をひとつで扱いたい人もいます。断食と栄養は深くつながっているので、当然の望みです。
食事の記録まで一体になっているものとしては、Simple(AIによる食品認識)と、ストアの名前が「Zero: Fasting & Food Tracker」になったZeroがあります。Fastedはそこには入りません。どの料金帯でも食事を記録しません。栄養について残せるのは、1日1回のタンパク質と食物繊維のグラム数だけです。MyFitnessPalやCronometerのような専用のカロリー管理は、詳しい栄養分析ではもっと強力ですが、断食タイマーはついていません。
引き換えの関係があります。一体型は手軽さのために深さを捨て、道具を分ければ質は上がるかわりに手間が増えます。多くの人にとっては、実際に使い続けられる簡素な組み合わせのほうがうまくいきます。
選び方
実際の判断の目安です。
- すっきりした断食の道具がほしくて、食事記録はいらない: Fasted
- タイマーと同じアプリで食事も残したい: ZeroかSimple
- ブランドの信頼と、科学にもとづく学習コンテンツがほしい: Zero
- 断食と一緒にAIの栄養アドバイスがほしい: Simple
- 週ごとに変わる個別のプランがほしい: BodyFast
- コミュニティと、人に見られている感覚がほしい: Fastic
- 断食の科学とフェーズを理解したい: Life
いちばんよいアプリは、断食を続けさせてくれるアプリです。気になるものを2〜3個選び、それぞれ無料版を1週間ずつ使って、自分のやり方に合うものに決めてください。
年ごとのまとめは2026年の断食アプリおすすめと断食タイマーアプリのおすすめにあります。
Fastedにできること
Fastedは単純な考えで作られています。断食アプリは断食を楽にするものであるべきで、新しい複雑さになってはいけない、という考えです。タイマーは12:12から一日一食までの毎日のウィンドウをすべて持ち、その上に24時間、36時間、48時間、72時間の長時間断食があります。カスタムの長さはProです。体重記録も同じくProにあり、ウィンドウと体重計の関係が見えるようになります。連続記録が気持ちを支え、インサイトの画面が時間の流れのなかの傾向を示します。食事記録はありません。これは抜け落ちではなく決めごとです。断食アプリの本業、つまり断食を続けさせ、進み具合を見せることに絞った道具です。
断食が初めてなら初心者向けガイドから。日々の生活に断食を収めるこつはライフスタイルにまとめています。
よくある質問
断食にアプリは必要ですか?
必要ではありません。時計だけでも断食はできます。ただし健康行動の研究では、記録をつけると続きやすくなることが一貫して示されています。断食アプリは記録を自動にし、リマインダーを出し、自分では気づきにくいパターンを見せることで、手間を減らしてくれます。
有料の断食アプリはお金を払う価値がありますか?
何に払うか次第です。詳しい分析、食事の記録、個別のプランといった有料の機能が続ける助けになるなら、断食を続けて得られるものと引き換えに見合う出費でしょう。基本のタイマーだけでよいなら、たいていは無料の範囲で足ります。
断食アプリの代わりにふつうのタイマーでもいいですか?
できます。ただし履歴、パターンの発見、進み具合の可視化は失われます。断食アプリの価値はそこにあります。連続記録を見る、過去の断食をふり返る、断食のデータと並べて体重の推移を追う。こうした文脈は、スマートフォンのタイマーでは得られません。
初心者にはどの断食アプリがよいですか?
最初の案内と学習コンテンツがしっかりしているもの、たとえばSimpleやZeroは初心者向けです。Fastedも画面が静かで設定が単純なので、始めやすい部類に入ります。いちばん大事なのは、断食の習慣がつく前から機能で圧倒してこないものを選ぶことです。